专利摘要:

公开号:WO1992001846A1
申请号:PCT/JP1991/000981
申请日:1991-07-23
公开日:1992-02-06
发明作者:Hirokazu Miura
申请人:Hirokazu Miura;
IPC主号:E04F15-00
专利说明:
[0001] 明細書 置敷自由床材 技術分野
[0002] この発明は、 O A (Office Automation) 機器および H A (House
[0003] Automation) 機器等が設置される部屋の床に、 その機器用のケーブル配線、 お よび接続端子等の設置、 またはそれらの変更等が容易にできる様にする、 Ο Α · H A機器の配線用の置敷自由床材に関する。 背景技術
[0004] オフィスや家庭における O A · H A化の普及過程では、 日進月歩で 0 A、 セ キユリティ一および H A等の機器の改良が進んでおり、 常に配置換えや再統合 化がなされている。 そのために、 結合されている電線類やその取出端子等を収 納できると共に、 その位置変更等が容易にできる二重床が急速に普及してきた。
[0005] 斯かる二重床としては種々のものが開発提供されており、 代表的なものとし て置敷型、 支持脚分離型、 配線、 床機能分離型がある。
[0006] 置敷型は、 床面となる板状体と、 当該板状体の下面に設けてなる複数の脚部 とを備えたュニッ トを複数既設床面に敷設することにより、 既設床面と前記板 状体との間に配線のために必要な空間を形成するものである。
[0007] 支持脚分離型は、 床面となる板状体と、 脚部が分離したものであり、 当該脚 部を既設床面に配置し、 この脚部の上面に板状体を載置することによ り所要の 空間を形成するものである。
[0008] 配線床機能分離型は、 配線のための空間を形成する配線溝を下面に設けた略 直方体の床ュニッ トを敷設するものである。
[0009] しかしながら、 上記従来技術においては以下に掲げる問題点があった。 上記二重床であっても、 機器移動の場合、 既存線では短か過ぎたり長過ぎた りする上、 線を移動させるために途中の床板を多数開けたり、 他の配線をく ぐ らせたり大変面倒である。 線を引き抜くにしても線を痛める恐れがあるので、 最近では既存の配線を置いて捨てておくことが多い。 このままでは配線用床下 空間が線の墓場となり、 有効空間がなくなる上、 元から新たに電源配線をする 場合、 使用中の線か不要の線か判別しにぐく、 真実ではない電源の容量不足に 陥る状態である。 斯かる場合、 強電線はビニールテープで端末止めにされるが、 そのテープは粘着力を年々無くすだけでなく、 卷かれる時引っ張られた分、 戻 る力が加わり、 いっかテープが浮いて電源線がむき出しとなることは避けられ ない。 現状では、 近代的なビルの床下はむき出しの線の巣であり、 また、 カー ぺッ ト等の綿ほこりも多く、 いつ電気の短絡による火災事故が起きても不思議 ではない。 それだけではなく、 一旦火災が起これば、 大量の既捨電線からは有 毒な塩素ガスが大量に発生し、 床下から燃え始めた火災は大惨事となることは 必定である。
[0010] また、 従来における二重床では、 整然と配線することができないために、 電 源を送電する強電線と電話線等の弱電線とが混在している。 そのため、 強電線 が発生する電磁波が弱電線へ悪影響を与えている。
[0011] . I、 発明の開示
[0012] 本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところ は、 従来技術に比べて配線作業を容易にするとともに短絡等による火災を防止 し、 かつ強電線が発生する電磁波の弱電線への悪影響を従来技術に比べて減少 することができる置敷自由床材を提供する点にある。
[0013] 斯かる g的を達成するために、 本発明に係る置敷自由床材は、 脚付床板と床 用表装材と緩衝材を組み合わせてなり、 床板は少なく とも隅部に等高の脚を付 けた板状立体またはその集合したものとし、 その床板上面に床用表装材を貼付 け、 前記脚の下面に緩衝材を介在させて下地床面に敷並べるか、 もしくは前記 床板を前記脚の下面に緩衝材を介在させて下地床面に敷並べて、 前記床用表装 お '置く ものとし、 その床板と下地床板の間を自由な配線用空間とした。
[0014] また、 床材の床板は、 請求項 1記載の床板の方形板状立体隅部に、 入隅形状 の欠如部を設けたものとし、 隅台はその欠如部を 4つ合わせた平面形状の台と し、 床用表装材は四隅の欠如部がない床板と同大の方形のものを床板上に重ね て置くか貼り、 緩衝材はシート状のものを少なく とも前記脚下に設け、 隣接床 板で形成される集合隅欠部に隅台が入るように、 前記の床板と隅台を陷合させ るように下地床面へ敷並べて、 前記表装材の隅部を前記隅台に離合可能的に付 着または係合させるものとし、 その床板と下地床面の間を自由な配線用空間と してもよい。
[0015] また、 床材の床板は、 少なく とも四隅に脚を付けた正方形の板状立体が縦横 3個ずつ計 9俨¾合したものとし、 その床板の四隅に入隅形状の欠如部を設け たものとし、 隅台はその欠如部を点対称形に 4つ合わせた形状で下面に緩衝材 を貼った台とし、 床用表 材を前記床板表面にその隅欠部を残して貼付け、 そ の脚下面に緩衝好を貼り, その隅欠部に隅台を置きながら下地床面に敷並べ、 前記表装材隅 ¾ 前記隅台に粘着糊で貼るものでもよい。
[0016] また、 この床材の床板は、 少なく とも四隅近くに脚を付け、 その周辺部を除き 下面側にその脚とつながる梁で補強して一体成形された、 正方形の板状リブ体 が縦横 3個ずつ計 9個集合したものとし、 その床板の四隅に入隅形状の欠如部 を設けたものとし、 隅台はその欠如部を点対称形に 4つ合わせた床板と同高、 かつ中空の無底形状の台とし、 床用表装材を前記床板表面にその隅欠部を残し て貼付け、 その脚端に細か. 緩衝用突起体付の緩銜材を装填し、 その隅欠部に ^台を置きながら下地床面に敷並べ、 前記表装材隅部を前記隅台に粘着糊で貼 るものでもよい。
[0017] また、 床材の脚付き床板の 9枚の内の中央部分の 5枚の板は、 少なく とも周 囲から少し内側の E辺に補強大梁を有し、 その交点の四隅に等高の垂直な 4脚 を持ち、 その脚付き床板の 9枚の内の隅部分の 4枚の板は、 その欠如部の 1隅 の平面形状が扇形状であり、 その部分の補強梁も扇形状で、 周辺部の梁と交わ る部分に 2本の脚を設けた 5脚の、 一体成形床板であり、 その隅部分の 4枚の 床板の周囲の無梁部分に、 少なく とも 1つ以上、 端から等距離の位置の上面に 辺で半円となる形状の浅溝を設け、 その同心の下面に上面の内側円よりわずか に大きい無理折り用の浅押し部分をつく り、 無理折り後は、 隣接半円部同志が、 浅溝の深さが厚みの円板で隠ぺいも可能な開口とし、 隅台はその欠如部の平面 形状が扇形状を点対称形に 4つ合わせた外膨らみの丸面四角形状で、 その頂点 の下部は解放され、 床板と同高、 かつ中空の無底形状の一体成形台としたもの T でもよい。
[0018] また、 床材は、 請求項 1、 2又は 3記載の置敷自由床材と枕台を組み合わせ てなり、 枕台は床板の脚の中程の高さの単独の方形状のものとし、 その枕台同 士が平行となるように下地床面に付設し、 前記床板をその脚が枕台に重ならな いように下地床面に敷並べたものでもよい。
[0019] また、 床材の枕台は、 対向する両端で下方への斜路となる床板の脚の中程の 高さの等高部と、 その他の両端で上方へ立ち上がる耳部で構成され、 その枕台 の耳部同士が平行となり、 等高部と斜路がー直線に連なるように前記枕台を下 ο. ■ 地床面に付設したものでもよい。
[0020] また、 床材の脚付き床板と隅台および枕台は、 断熱材で成形され、 薄シート を緩衝材として脚裏へ貼り合わせたものでもよい。
[0021] また、 床材は、 請求項 1、 2又は 3記載の置敷自由床材と綱を組み合わせて なり、 網は可撓性の線状引張材とし、 綱を脚列位置と平行に脚列間を直線状に 通過させ、 壁際等で適宜転回させて前記同様の別の脚列間を戻り、 もしくはそ の戻る転回点で滑車または穴に通して一周させて輪状にし、 同様に多数の綱を 輪状にすることを繰り返して下綱群とし、 別の綱を前記下綱群の上へ直交させ
[0022] ■*:< て脚列間を直線状に通過させ、 壁際等で適宜転回させて前記同様の別の脚列間 を戻り、 もしくはその戻る転回点で滑車または穴に通して一周させて輪状にし、 同様に多数の綱を輪状にすることを下綱同様に繰り返して上綱群とし、 その両 辋群の置かれた下地床面に脚付床板を敷並べたものでもよい。
[0023] また、 床材は、 請求項 6、 7又は 8記載の置敷自由床材と辋を組み合わせて なり、 多数の枕台を平行に下地床面に付設し、 辆は可撓性の線状引張材とし、 綱を枕台のない脚列位置間を直線状に通過させ、 壁際等で適宜転回させて前記 同様の別の脚列間を戻り、 もしくはその戻る転回点で滑車または穴に通して一 周させて輪状にし、 同様に多数の綱を輪状にすることを繰り返して下辆群とし、 別の綱を前記下綱群の上へ直交させて枕台上の脚列間を直線状に通過させ、 壁 際等で適宜転回させて前記同様の別の枕台上の脚列間を戻り、 もしくはその戻 る転回点で滑車または穴に通して一周させて輪状にし、 同様に多数の辆を輪状 にすることを下辋同様に繰り返して上辋群とし、 その両辆群と枕台の置かれた 下地床面に前記脚付床板を敷並べて、 綱を配線用の回転送線具としたものでも よい。
[0024] また、 床材の回転送線具用の滑車は中央軸に丸穴を有し、 両端に幅広の鍔が あるリール形状の滑車へ輪状辋を添わせ、 少なく とも一角が入隅形状の受板に 設けた丸芯に前記滑車を装填し、 下綱用には前記滑車側を下にして下地床面に 置き、 上綱用には前記滑車側を上にして下地床面に置き、 いずれも前記受板の 入隅部を床板の脚に係合するように、 その滑車の配置される長方形の四隅から 4 5度方向の内向きに付置し、 下地床面に前記脚付床板を敷並べて、 綱を配線 用の回転装線具としたものでもよい。
[0025] また、 床材の床用表装材は、 床板と同寸法の少なく とも 2種類の無地の正方 形力一ぺッ トタイルを、 合同位置で一定の直線や曲線で分割し、 その分割され た少なく とも 2種類のカーぺッ トタイルを交ぜて床板へ貼り合わせて敷き並べ ることによ り、 自由な模様の床用表装材となるものでもよい。 また、 床材の床用表装材は床板と同寸法の少なく とも 2種類の無地の正方形 カーペッ トタイルを、 その 1辺と平行に 2等分、 4等分、 または 6等分し、 -そ の分割された少なく とも 2種類のカーぺッ トタイルを交互等に床板へ貼り合わ せ、 もしくは床板と同寸法の少なく とも 2種類の無地の正方形カーぺッ トタイ ルを、 その対角線で 2等分割、 またはその対角線および 1つの対角線と平行、 かつ他の対角線の 4等分または 6等分線で分割された、 少なく とも 2種類の力 —ぺッ トタイルを交互等に床板へ貼り合わせ、 敷き並べることにより、 水平や 斜めのストライプ模様の床用表装材となるようにしてもよい。
[0026] また、 床材の床用表装材は、 床板と、 同寸法のフローリ ング材の裏面に、 フ ローリ ングの長手方向とは直角に細かく等間隔に背割を入れて床板へ貼るか、 または鍰衝材を介在させて床板へ貼り合わせて敷き並べることにより、 脱着自 在のフローリ ング材となるものでもよい。
[0027] また、 床材の床用表装材は、 偏平な板材を寄せ集めた正方形、 またはその集 ' 合したものの裏面に両面粘着テープを貼った寄木材とし、 その寄木材を床板ま たは合わせ目に高強度シート材を貼り集合させた床板へ貼り合わせて、 敷き並 ベることにより、 脱着自在の寄木材となるものでも-よい。
[0028] また、 床材は、 請求項 2乃至 1 3のいずれかに記載の置敷自由床材と電線付 ^ 中継接続器を組み合わせてなり、 その隅台から隅台に電線を通し、 その電線と ' 接続しかつ分岐する中継接続器を適宜その隅台内部に鈉め、 隅台間の配線を先 ' 行配線としたものでもよい。
[0029] また、 床材は、 請求項 2乃至 1 5のいずれかに記載の置敷自由床材と電線付 中維接続器を組み合わせてなり、 その隅台から隅台に電線を通し、 その電線の rf 中央に電線と直交方向雨側に斜路がある枕台を下地床面に貼付け、 その電線と 接続しかつ分岐する中継接続器を適宜その隅台内部に納め、 隅台間の配線を先 行配線としたものでもよい。
[0030] また、 床材は、 請求項 2乃至 1 5のいずれかに記載の置敷自由床材と十字形 3口差込口付き電源用延長コードを組み合わせてなり、 その隅台の中心の下地 床面へ十字形 3口差込口を置き、 その延長コード先端の揷込栓を隣接、 または その付近の隅台下の同型の十字形 3口差込口の 1口に、 差込み接続をすること を繰返し、 組床板下の少なく とも一隅には、 前記十字形 3口差込口の差込口が ある先行電源配線を有するものでもよい。
[0031] また、 床材は、 請求項 2乃至 1 5のいずれかに記載の置敷自由床材と十字形 3口差込口付き電源用延長コードを組み合わせてなり、 その隅台の中心の下地 床面へ十字形 3口差込口を置き、 その延長コード先端の揷込栓を隣接、 または その付近の隅台下の同型の十字形 3口差込口の 1口に差込み接続をし、 その延 長コードの中央にコードと直交方向両側に斜路がある枕台を下地床面に貼付け ることを線返し、 組床板下の少なく とも一隅には、 前記十字形 3口差込口の差 込口と斜路付枕台がある先行電源配線を有するものでもよい。 図面の簡単な説明
[0032] 図 1は本発明の実施例に係る配線用自由床材の斜視図である。
[0033] 図 2は同床材の縦断面図である。
[0034] 図 3は同床材の縦断面図である。
[0035] 図 4は同配線用自由床材の斜視図である。
[0036] 図 5は同床材の縦断面図である。
[0037] 図 6は脚付床板の他の実施例を示す斜視図である。
[0038] 図 7は脚付隅床板の他の実施例を示す斜視図である。 発明を実施するための最良の形態
[0039] 本発明に係る置敷自由床材は、 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この 床材は、 脚付床板と床用表装材と緩銜材を組み合わせてなり、 床板は少なく と も隅部に等高の脚を付けた板状立体またはその集合したものとし、 その床板上 面に床用表装材を貼付け、 前記脚の下面に緩衢材を介在させて下地床面に敷並 ベるか、 もしくは前記床板を前記脚の下面に緩衝材を介在させて下地床面に敷 並べて、 前記床用表装材を置く ものとし、 その床板と下地床板の間を自由な配 線用空間とした構成としている。
[0040] 置敷自由床材は以上のように構成れているので、 下地床面上に床を形成する 時、 床用表装材上の歩行荷重は床板にかかり、 床板は方形状の板状立体であれ ばたわみが少なくなり、 その力は床板の四隅の脚部に分散されて脚部より下地 の床面へ働く。 その時、 下地床面と脚部の底面に隙間がある場合、 荷重により 脚部底面が床面に当ることによ り衝撃音が発生するが、 その脚部底面と床面の 間に緩衝材を介在させることにより、 その音の発生を和らげることができる。
[0041] 置敷自由床材は請求項 2の技術構成より、 床板に比べ強度の小さい隣接する 4枚の床表装材は常に上から踏まれるので、 床板と同じ高さの共通の隅台に粘 着させたり、 マジックテープで係合させたり、 ホック止めさせることにより、 その床表装材の隅が常に整然と納まることになる。 隅台は必ずしも下地の床ま で達しなくても、 4枚の床板の隅部分に載るものであっても、 最上部のみが共 用される台であれば機能が満たされる。
[0042] 置敷自由床材は請求項 2の具体的技術である請求項 3の技術構成より、 比較 的持ち運びしゃすいサイズである 5 0 O m m角の力一ぺッ トタイルを 3等分し た大きさに納まる 1 6 5 m m角の置敷自由床材は、 隅に 4 0 m m角程度の脚部 を付けると、 8 0 m m程度二重床板部分が残る。 これは丁度人間の足幅となり、 常に足が直接下地の床に載ることになり、 しっかりした歩行感が得られること となる。
[0043] 置敷自由床材は請求項 4の技術構成より、 配線をマトリックス状に直線配置 させて、 一方向の配線を連続的に枕台に載せることにより、 直交する方向の配 線は枕台の間を通り、 かつ枕台上の配線の下をく ぐり、 その線と立体交差をす ることになる。 立体交差の結果、 配線がもつれにく く、 撤去時も直線なので電 線に余分な力が加わらないので断線がなく、 撤去される線は再使用が可能であ る o
[0044] 置敷自由床材は請求項 5の技術構成より、 電線と平行方向の端に、 立ち上が る耳的部分を設けることにより、 枕台の上に載る電線が枕台から落下しない。 また、 線と直交方向となる端を斜路とすることによ り、 リードする辆で電線を 引っ張る時、 スムーズに電線の先端が移動できる。
[0045] 置敷自由床材は請求項 6の技術構成より、 下地床面への熱の移動を防ぎ輊く なる。 脚裏の薄シートの緩衝作用と共に歩行音が発生しにくい。
[0046] 置敷自由床材は請求項 7の技術構成よ り、 請求項 1乃至 3までの作用に加え、 特定の 2点間の配線はその 2点を通る辆の交点を中継点として、 3力所の床板 を開け、 配線したい電線の先端を荷造テープ等で辆に巻き付け、 送りたい位置 の床板の辆を引っ張れば、 上の家具や機器および人は移動することなくそのま ま使用しながら、 最少の労力で床下の台間をマトリックス状に送線できる。 な お、 網の曲がり角となる場所で辋を滑り易い穴に通したり、 または水平回転す る滑車を使えば、 スムーズに辋が移動する。
[0047] 置敷自由床材は請求項 8の技術構成によ り、 前項の作用に加え、 翰状網の 1 群を同方向に下綱として揃え、 その綱と直交させて枕台上を通す辋を別群の上 綱として揃えておけば、 翰状綱が立体交差するので、 特定の 2点間の配線はそ の 2点を通る綱の交点を中継点として、 3力所の床板を開けるだけで非常に軽 い力でスムーズに配線できる。
[0048] 置敷自由床材は請求項 1 5の技術構成よ り、 請求項 6乃至 1 4までの作用が あると共に、
[0049] 置敷自由床材は請求項 9の技術構成よ り、 入り隅部分を床板の脚の内側にあ てがう様に置く ことにより、 部屋の端同士の隣合う床板下の 2つの滑車と、 部 屋の反対側の端の対称的な位置の 2つの滑車で構成される、 4つの滑車による 長方形の頂点の外側を回る綱を輪状にすることによ り、 網にかかる引張力は受 続器付きの電線を次々に接続させ、 隅台の中や下に中継接続器を納めて下地床 面に設置し、 脚付き床板を下地床に設置させれば、 床板の下には特別な配線ェ 事をしなくても基本的な電気配線と中継接続器があるので、 後は床板を開けて、 残りのきわめて短い配線だけをすればよいだけとなる。
[0050] 置敷自由床材は請求項 1 5の技術構成よ り、 上記までの作用に加え、 3口十 字分岐差込口付 i長コードは、 誰でも確実に次々につなぐことや、 つなぎ替 え することができ、 定尺にしてあれば、 自然と、 次の隅台の下へ差込口の中 心がくる。 そして、 ひと繁ぎするたびにねずみ算式に差込口が増えるので差込 口の不足が起こらない。
[0051] なお、 上記実施例の断熱材とした脚付床板の材質は無発泡樹脂でも金属のァ ルミでもよ く、 枕台も他の '熱材であってもよい。 送線ローブもナイロンでな く ビニロンでもその他の繊維でもよい。 また必ずしも捻糸ローブでなくてもよ く、 単繊維群を樹脂で覆った保護繊維線でもよい。 また、 送線ローブの曲がる 点で上下別々の高さの維持できる、 独立した水平の滑車へローブを通さなくて も要はローブが輪状に運動できさえすればどの様な方式でもよい。 また、 輪状 にするためのつなぎ方は熱溶着でなくても、 結んで-も金物でかしめてもよい。 実施例
[0052] 以下、 発明に係る置敷自由床材の好適な実施例について、 添付図面に基づ き詳細に説明する。 ただし、 本実施例に記載されている構成部品の寸法、 材質、 形状、 その相対配置等は、 特に特定的な記載がない限りは、 この考案の範囲を それらのみに限 る趣旨のものではなく、 単なる説明例にすぎない。 実施例 1
[0053] 図 1は本発明に係る置敷自由床材の実施例の全体構成を示した斜視図である。 図中央に高さ 2 5 m mの脚が四隅に付いた、 1 6 5 m m角の発泡倍率 1 0倍の 自己消火性のポリスチロ一ル製の脚付床板 1を十字に 5つと、 四隅に隅部を入 り隅形状にし、 同材の脚付隅床板 2を辺中央でつなぎ、 つなぎ目で屈曲できる ような 1組物にしてある。 その上面にはカーぺッ トタイル製の床用表装材 3を 貼り、 脚部の底面には 1 m m厚の発泡ポリエチレン製の緩衝材 4を貼り、 その まま下地床面 5上に置いてある。 ただし、 前記床板は、 ばらばらのものを直接 カーぺッ トタイルに貼つてもよい。
[0054] 隣接し合う前記脚付隅床板 2の入り隅部には、 その中央の下地床面上に、 十 字分岐形状の 3口差込口付きの全長 5 0 O m mの延長コード 6が置かれ、 隣接 する延長コード 6の差込みプラグが、 その十字形状の先端差込み口へ差し込ん で接続されている。 この接続は分電板より分岐して、 壁際から直交するように、 伸びてきた連続接続の一部である。
[0055] そして、 その延長コード 6の差込口の中心に、 前記床板と同じ高さと素材の 隅台 7が置かれ、 その底部分には同じく 1 m m厚の発泡ポリエチレン製の緩衝 材 4が貼ってあり、 その上面には粘着テープ 8が貼ってある。
[0056] 十字の両端の床板中央下には、 斜路と立上がり部が各々端部で向き合う枕台
[0057] 9が下地床面 5に置かれている。 - 枕台 9の斜路と立上がり部は同一方向に揃うように並べ、 その枕台 9の斜路 と直交する、 2つの枕台 9の間の下地床面 5上には、 送線用のナイロン製の下 ローブ 1 1を部屋の端々の隣接する 4つのリール 1 3の外側を回し、 ひと繋り の輪になるように熱溶着してある。 一方、 枕台 9の上面には、 一直線に同じく 送線用の上ローブ 1 2を部屋の端々の隣接する 4つのリール 1 3'の外側を回し、 ひと繋りの輪になるように熱溶着してある。
[0058] 図 2で示すように、 リール 1 3は下ロープ用には下地床面 5に直接置き、 軸 板 1 4の軸をリール 1 3の中央の芯穴へ差込み、 軸板 1 4の切込み角で床板の ' 脚へ係合させて、 移動できないように拘束する。 そして図 3で示すように、 上 ローブ用には軸板 1 4を下地床面 5に直接置き、 その軸にリール 1 3の中央の 芯穴を差込み、 軸板 1 4の切込み角で床板の脚へ係合させる。 軸板 1 4は木製 でも樹脂製でも金属製であつてもよい。
[0059] カーぺッ トタイルは正方形のものを水平に 4等分し、 その色違いのものを交 互に床板へ粘着剤 1 5で貼ってある。 その切断形状は斜めでも曲線でも自由に、 切断する トムソン刃の形を変えることによりできる。 またその床用表装材 3の カーぺッ トタイルは他の素材でもよ く、 例えば偏平な板材を寄せ集めた正方形 の集合したものの裏面に粘着テープを貼り、 その寄木材を床板の合わせ目にガ ラス繊維の布材を貼り集合させた床板へ貼り合わせた寄木材でもよい。 また、 その寄木材のところが、 他の素材、 例えば樹脂や石材や陶製タイルであっても よい。
[0060] 更に図 4および図 5で示すように、 端 2つと中央 2つの隣接 2隅の角が入り 隅の脚付き床材で、 端から 2つめの脚付き床材が正方形である長尺の 1組物を 用意する。 そしてフローリング調に切り継ぎ模様となるように並べて接着し、 その裏面に木繊維と直交する溝 1 7加工を施す。 フローリング材の内、 床材の つなぎ目に当たる部分には、 折損しないようそのつなぎ目部分の溝を広げて、 ゴム板 1 8を埋め込み床板に貼ることもできる。
[0061] 配線の必要が生じた時、 入線する場所の組床板を開けて送線用の上下の口一 ブの内、 送りたい方向へ行く どちらかのローブに、 配線したい電線 1 9の先を ビニールのテープ 2 0で卷いて止める。 次に送線先の位置の組床板を開けて、 その下を通る送線ローブが前記のローブと直交する中継位置の組床板を開ける。 そして、 その下を通る送線ロープを引っ張り、 前記電線 1 9が出て来たら送線 する先までの長さを引き出しておき、 ローブからテープ 2 0をはずして、 再び 直交する送線ローブにテープ 2 0の止め替えを行い、 送線先の位置の送線ロー ブを手繰って電線を取り出し、 結線を行った後、 組床板を閉めれば送線が完了 する。
[0062] 次に、 実施例 1 に係る置敷自由床材 1、 2は以上のように構成されているの で以下に掲げる効果が生じる。
[0063] 実施例 1に係る置敷自由床材 1 、 2は、 多少不陸のある床下地であっても置 くだけで、 組み合わせた床板 1 、 2が自由に少しずつ上下し、 自然になじませ て使用できる。
[0064] また、 枕台 9を設けたものは、 直交する電線 1 9等が立体交差するので、 電 線 1 9同士等に相互に負担が掛からず送線や撤去が軽い力で行える。
[0065] - また、 隅台 7上に貼られた粘着テープにより、 隅台 7が隣接する床用表装材 3をつなぎ、 その隅台 7が床板 1 、 2の角に陥合して、 全体が一体化するので 床板 1 、 2が移動しなくなる。
[0066] また、 カーペッ トタイルを斜めや平行に切りつぐことで、 それをそのまま置 くだけで美しい幾何学模様の床が実現する。 ' また、 電源の差込口が付いた先行配線は、 危険な用済み電源線の放置を防ぎ、 当然配線をするまでもなく電源の移動が容易きわまりない。
[0067] また、 送線用の綱が、 床下にいつもあるので、 電源電話、 およびデータ用の 電線 1 9や光ファイバ一の配線が、 通常は線の送り出し位置と取り出し位置お よび中継位置の 3力所の床板を開けるだけでできる。 そのた 作業時間がかか らず机等を移動させる必要もないので、 休日でない業務時間中に配線工事をす ることができる。
[0068] また、 実施例 1の形状の床板 1 、 2と隅台 7は量産もし易く軽くて強度もあ り、 大変経済的でもある。
[0069] また、 実施例 1の形状のフローリング材 1 6により、 フローリング材 1 6が 置くだけできあがる。 また背割と緩衝材 4が音の共振を防ぎ、 床材の発泡スチ ロールが質量が少なく音のエネルギーを伝えにくいので、 床の衝撃音が階下へ 伝わりにくい。
[0070] 以上、 これまでの床置材にない優れた機能と効果が本発明には数多く備わつ ψ ており、 今後、 0 A · Η Αの普及に多大に貢献すると考える。
[0071] 'ノ ' ■ ; ; 実施例 2
[0072] 次に実施例 2について図 6及び図 7を用いて詳細に説明する。
[0073] 実施例 1に係る脚付床板及び脚付隅床板は発泡スチロール製のものであった が、 実施例 2においてはアルミ製のものとしている。 また、 この脚付床板 3 0 及び脚付隅床板 3 1には図 6及び図 7に示すごとくそれぞれ下面に複数のリブ 3 0 a、 3 1 aを設けている。 従って、 斯かる脚付床板 3 0を用いると設計耐 力を向上させることができる。 また、 床下の電源線が発生する強力な電磁波ノ ィズから室内に配線したコンピュータや O A機器を保護することができる。 さ —脚付隅床板 3 1の隅欠部 3 1 cに設けた脚部 3 ] bを 2本とし、 また当 該隅 ΰβ 3 1 cを挟む、 床板 3 1 dの 2辺の中央には平面視において円形の浅 押し部 3 2をそれぞれ一つづつ設けてい 。 当該浅押し部 3 2は、 上面におい て、 リング状の溝部 (下方に向かって突出している) 3 2 a と、 当該リング状 の内側に位置する押し部 3 2 b と、 当該押し部 3 2 bと、 前記溝部 3 2 aとの 間を橋絡する薄弱部 3 2 cからなるものである。 隣接する床板 3 1 dの対応部 分にも前記浅押し部 3 2 と同径及び同形の浅押し部- (図示せず) を設けており、 2つの浅押し部 3 2を合わせて平面視において円形をなす。 円形をなす 2つの 二 の当該浅押し部 3 2を使用例を示すと、 前記各押し部 3 2 bを押すことに よ リ薄弱部 3 2 cを折り曲げることによ り除去し、 この除去した部分に、 弱電 線 1 9若しくは強電線 1 9又はその他の配線等を揷通することによ り行なう。 使用しなくなった場合には溝深と同一若しくは近似の厚さの硬貨その他の円形 板を嵌め込んでおけばよい。
[0074] なお、 各脚付床板 3 0及び脚付隅床板 3 1 を接続するには図 6及び図 7に示 す 結具 3 用いて行なう。 当該連結具 3 3は、 平面視において十字状若し くは一文字状をなし各端部に脚部 3 0 b、 3 1 bに嵌合可能な臼状部 3 3 aを 備えた合成ゴム性のものである。 当該臼状部 3 3 aの下面には複数の突起 3 3 ■ : —:'
[0075] 16 bが設けられており、 各脚部 3 0 b、 3 1 bを接続するとともに脚部 3 0 b、
[0076] 應 3 1 bの底面とそれが接する床面との滑りを防止し、 歩行者による発音を未然 に吸収する。 前記隅部 3 1 cに設けてなる 2本の脚部 3 1 b、 3 1 bには脚付 隅床板 3 1の上面を水平にすべく滑り止め 3 4を取り付けている。 従って一度 敷設した床材を除去する場合においても、 スラブやその他の仕上床面を傷める ことはない。 産業上利用可能性
[0077] 本発明は従来技術に比べて配線作業を容易にすることができる。 それ故、 配 線作業に要する経費を低減し、 施工期間を短縮することができ、 置敷自由床材 として産業上利用可能性が大である。
[0078] また、 短絡等による火災を防止することができる。 それ故、 従来技術に比 ^ て安全性を向上させることができ、 置敷自由床材として産業上利用可能性が大 である o
[0079] また、 強電線が発生する電磁波の弱電線への悪影響を完全に防止することが ; できる。 それ故、 O A機器等の誤動作等を防ぐことができ、 置敷自由床材と L て産業上利用可能性が大である。
[0080] - γ- . : ,.- :. -.:,..
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 脚付床板と床用表 装材と緩衝材を組み合わせてなり、 床板は少なく とも隅部に等高の脚を付けた 板状立体またはその集合したものとし、 その床板上面に床用表装材を貼付け、 前記脚の下面に緩衝材を介在させて下地床面に敷並べるか、 もしくは前記床板 を前記脚の下面に緩衝材を介在させて下地床面に敷並べて、 前記床用表装材を 置く ものとし、 その床板と下地床板の間を自由な配線用空間としたものである ことを特徴とする置敷自由床材。
2 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床板は、 請求項 1記 載の床板の方形板状立体隅部に、 入隅形状の欠如部を設けたものとし、 隅台は その欠如部を 4つ合わせた平面形状の台とし、 床用表装材は四隅の欠如部がな い床板と同大の方形のものを床板上に重ねて置くか貼り、 锾衝材はシート状の ものを少なく とも前記脚下に設け、 隣接床板で形成される集合隅欠部に隅台が 入るように、 前記の床板と隅台を陥合させるように下地床面へ敷並べて、 前記 表装材の隅部を前記隅台に離合可能的に付着または係合させるものとし、 その 床板と下地床面の間を自由な配線用空間としたものであることを特徴とする置 敷自由床材。
3 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床板は、 少なく とも 四隅に脚を付けた正方形の板状立体が縦横 3個ずつ計 9個集合したものとし、 その床板の四隅に入隅形状の欠如部を設けたものとし、 隅台はその欠如部を点 対称形に 4つ合わせた形状で下面に緩衝材を貼った台とし、 床用表装材を前記 床板表面にその隅欠部を残して貼付け、 その脚下面に緩衝材を貼り、 その隅欠 部に隅台を置きながら下地床面に敷並べ、 前記表装材隅部を前記隅台に粘着糊 で貼るものであることを特徴とする請求項 2記載の置敷自由床材。
4 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床板は、 少なく とも 四隅近くに脚を付け、 その周辺部を除き下面側にその脚とつながる梁で補強し て一体成形された、 正方形の板状リブ体が縦横 3個ずつ計 9個集合したものと し、 その床板の四隅に入隅形状の欠如部を設けたものとし、 隅台はその欠如部
. を点対称形に 4つ合わせた床板と同高、 かつ中空の無底形状の台とし、 床用表 装材を前記床板表面にその隅欠部を残して貼付け、 その脚端に細かい緩衝用突 起体付の緩衝材を装填し、 その隅欠部に隅台を置きながら下地床面に敷並べ、 前記表装材隅部を前記隅台に粘着糊で貼るものであることを特徵とする請求項 2記載の置敷自由床材。
5 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の脚付き床板の 9枚の 内の中央部分の 5枚の板は、 少なく とも周囲から少し内側の四辺に補強大梁を 有し、 その交点の四隅に等高の垂直な 4脚を持ち、 その脚付き床板の 9枚の内 の隅部分の 4枚の板は、 その欠如部の 1隅の平面形状が扇形状であり、 その部 分の補強梁も扇形状で、 周辺部の梁と交わる部分に 2本の脚を設けた 5脚の、 —体成形床板であり、 その隅部分の 4枚の床板の周囲の無梁部分に、 少なく と も 1つ以上、 端から等距離の位置の上面に辺で半円となる形状の浅溝を設け、 その同心の下面に上面の内側円よりわずかに大きい無理折り用の浅押し部分を つく り、 無理折り後は、 隣接半円部同志が、 浅溝の深さが厚みの円板で隠べい も可能な開口とし、 隅台はその欠如部の平面形状が扇形状を点対称形に 4つ合 わせた外膨らみの丸面四角形状で、 その頂点の下部は解放され、 床板と同高、 ν ,;. 4--> -. かつ中空の無底形状の一体成形台としたものであることを特徴とする請求項 4 記載の置敷自由床材。
6 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 請求項 1 、 2又は 3記載の置敷自由床材と枕台を組み合わせてなり、 枕台は床板の脚の中程の高 さの単独の方形状のものとし、 その枕台同士が平行となるように下地床面に付 設し、 前記床板をその脚が枕台に重ならないように下地床面に敷並べたもので あることを特徴とする置敷自由床材。
7 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の枕台は、 対向する両 端で下方への斜路となる床板の脚の中程の高さの等高部と、 その他の両端で上 方へ立ち上がる耳部で構成され、 その枕台の耳部同士が平行となり、 等高部と 斜路がー直線に延びるように前記枕台を下地床面に付設したものであることを 特徴とする請求項 6記載の置敷自由床材。
8 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の脚付き床板と隅台お よびネ は、 断熱材で成形され、 薄シートを鍰銜材として脚裏へ貼り合わせた ものであることを特徴とする請求項 6又は 7記載の置敷自由床材。
9 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 請求項 1、 2又 は 3記載の 敷自由床材と綱を組み合わせてなり、 辋は可撓性の線状引張材と し、 綱を脚列位置と平行に脚列間を直線状に通過させ、 壁際等で適宜転回させ て前記同様の別の脚列間を戻り、 も しくはその戻る転回点で滑車または穴に通 して一周させて翰状にし、 同様に多数の辋を輪状にすることを繰り返して下辋 群とし、 別の辋を前記下網群の上へ直交させて脚列間を直線状に通過させ、 壁 際等で適宜転回させて前記同様の別の脚列間を戻り、 もしくはその戻る転回点 で滑車または穴に通して一周させて輪状にし、 同様に多数の辋を輪状にするこ とを下 . ,様に繰り返して上綱群と し、 その両綱群の置かれた下地床面に脚付 床板を敷並べたものであることを特徴とする置敷自由床材。
1 0 . 配線自由床を構成する置敷' ¾床材で、 この床材は、 請求項 6、 7又 は 8記載の置敷自由床材と辋を組み Jせてなり、 多数の枕台を平行に下地床 面に付設し、 綱は可撓性の線状引張材とし、 辋を枕台のない脚列位置間を直線 状に通 させ、 壁際等で適宜転回させて前記同様の別の脚列間を戻り、 もしく はその -る転回点で滑車または穴に通して一周させて輪状にし、 同様に多数の 綱を輪状にすることを繰り返して下網群とし、 別の綱を前記下辋群の上へ直交 させて枕台上の啣列間を直線状に通過させ、 壁際等で適宜転回させて前記同様 の別の枕台上の脚列間を戻り、 もしくはその戻る転回点で滑車または穴に通し て一周さ- て輪状にし、 同様に多数の綱を輪状にすることを下辆同様に繰り返 して上綱群とし、 その両綱群と枕台の置かれた下地床面に前記脚付床板を敷並 ベて、 綱を配線用の回転送線具としたものであることを特徴とする置敷自由床 材。
1 1 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の回転送線具用の滑 車は中央軸に丸穴を有し、 両端に幅広の鍔があるリール形状の滑車へ輪状綱を
- -"5* 添わせ、 少なく とも一角が入隅形状の受板に設けた丸芯に前記滑車を装填し、 下綱用には前記滑車側を下にして下地床面に置き、 上綱用には前記滑車側を上 にして下地床面に置き、 いずれも前記受板の入隅部を床板の脚に係合するよう に、 その滑車の配置される長方形の四隅から 4 5度方向の内向きに付置し、 下 地床面に前記脚付床板を敷並べて、 綱を配線用の回転装線具としたものである ことを特徴とする請求項 9項又は 1 0記載の置敷自由床材。
1 2 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床用表装材は、 床 板と同寸法の少なく とも 2種類の無地の正方形力一ぺッ トタイルを、 合同位置 で一定の直線や曲線で分割し、 その分割された少なく とも 2種類のカーペッ ト タイルを交ぜて床板へ貼り合わせて敷き並べることにより、 自由な模様の床用 表装材となるものであることを特徴とする請求項 1—乃至 1 1のいずれかに記載 の置敷自由床材。
1 3 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床用表装材は床板 ¾ と同寸法の少なく とも 2種類の無地の正方形カーぺッ トタイルを、 その 1辺と 平行に 2等分、 4等分、 または 6等分し、 その分割された少なく とも 2種類の 力一ペッ トタイルを交互等に床板へ貼り合わせ、 もしくは床板と同寸法の少な く とも 2種類の無地の正方形カーペッ トタイルを、 その対角線で 2等分割、 ま たはその対角線および 1つの対角線と平行、 かつ他の対角線の 4等分または 6 等分線で分割された、 少なく とも 2種類のカーぺッ トタイルを交互等に床板へ 貼り合わせ、 敷き並べることにより、 水平や斜めのストライプ模様の床用表装 材となるものであることを特徵とする請求項 1 2記載の置敷自由床材。
1 4 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床用表装材は、 床 板と、 同寸法のフローリング材の裏面に、 フローリングの長手方向とは直角に 細かく等間隔に背割を入れて床板へ貼るか、 または緩衝材を介在させて床板へ 貼り合わせて敷き並べることにより、 脱着自在のフローリング材となるもので あることを特徴とする請求項 1乃至 1 1のいずれかに記載の置敷自由床材。
1 5 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材の床用表装材は、 偏 平な板材を寄せ集めた正方形、 またはその集合したものの裏面に両面粘着テ— ブを貼った寄木材とし、 その寄木材を床板または合わせ目に高強度シート材を 貼り集合させた床板へ貼り合わせて、 敷き並べることにより、 脱着自在の寄木 材となるものであることを特徴とする請求項 1乃至 1 1のいずれかに記載の置 敷自由床材。
1 6 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 請求項 2乃至 1 3のいずれかに記載の置敷自由床材と電線付中継接続器を組み合わせてなり、 その隅台から隅台に電線を通し、 その電線と接続しかつ分岐する中継接続器を 適宜その隅台内部に納め、 隅台間の配線を先行配線としたものであることを特 徵とする置敷自由床材。
1 7 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 請求項 2乃至 1 5のいずれかに記載の置敷自由床材と電線付中継接続器を組み合わせてなり、 その隅台から隅台に電線を通し、 その電線の中央に電線と直交方向両側に斜路 がある枕台を下地床面に貼付け、 その電線と接続しかつ分岐する中継接続器を 適宜その隅台内部に納め、 隅台間の配線を先行配線としたものであることを特 徵とする置敷自由床材。
1 8 . 配線自由床を構成する置敷自由床材で、 この床材は、 請求項 2乃至 1 5のいずれかに記載の置敷自由床材と十字形 3口差込口付き電源用延長コ—ド を組み合わせてなり、 その隅台の中心の下地床面へ十字形 3口差込口を置き、 その延長コード先端の揷込栓を隣接、 またはその付近の隅台下の同型の十字形
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
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法律状态:
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JP19457490||1990-07-23||CA 2066451| CA2066451A1|1990-07-23|1991-07-23|Double flooring for wiring installation|
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